ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

トルコは米国に反発、ロシア製の地対空ミサイルはウクライナ軍に提供しない=トルコ野党代表

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S-400 - Sputnik 日本, 1920, 21.03.2022
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米国はロシア製地対空ミサイルシステムS-400をウクライナに提供するようトルコ政府に要請しているものの、トルコ政府がこの圧力に屈することは無い。トルコの保守政党「祖国」のドウ・ベリンチェク書記長がリアノーボスチ通信の取材に応じた中で表明した。
先にロイター通信が消息筋の証言をもとに報じたところによると、米国政府はトルコが所有するロシア製のS-400ミサイルをウクライナ軍に提供するよう要請したという。米国は現在、世界中にあるロシア製(または旧ソ連製)の地対空ミサイルをウクライナに提供し、対ロシア作戦で使用させることを目指している。
米中の国旗 - Sputnik 日本, 1920, 21.03.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
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こうした動きについて、ベリンチェク書記長は取材の中で次のように発言した。

米国はトルコに何かを命令する全権を持たない。トルコ政府はいかなる場合においてもロシア製のS-400をウクライナに提供するような決定は下さない。これは政党「祖国」が活動するトルコにおいて不可能である。トルコ政府にそうしたチャンスはない。トルコ政府はそうした要請を耳にすることさえ望まない。この情報は米国の諜報組織による典型的なプロパガンダである。我々は一度ならずこれを体験してきた。繰り返し言うが、これはありえない。そうした圧力でもってトルコを屈服させることは不可能だ。

ロシア製ミサイルS-400の購入は、トルコと米国の関係で躓きの石となっている。米国政府はトルコによるS-400の購入を阻止するため、第五世代の戦闘機F35開発プログラムからトルコを追放すると迫っていた。
先にスロバキアは、米国が同様の兵器を供給する場合、ロシア製の地対空ミサイル「S-300」をウクライナに移管する用意があると表明していた。
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