07:32 2020年05月31日
新型コロナウイルス
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米ウィスコンシン州の最高裁判所は13日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために州政府が出した外出・営業規制措置を違法との判決を言い渡した。その数時間後、州内のバーは営業を再開。多くの客が押し寄せた店舗も見られた。米ワシントン・ポストが伝えている。

州政府の制限措置に異議を唱えていたのは、経済活動の再開を求める共和党州議員。民主党のトニー・エバース州知事は制限措置を5月末まで延長していた。これを不満とした共和党州議員が州の最高裁に提訴。最高裁は13日、「賛成4:反対3」で延長を違法だとする訴えを認めた。

営業を再開したバーには、店内に消毒ジェルを置き、テーブルの間隔を開けるなどの措置をとる店舗もあったが、客との距離間隔が確保されていない店もあった。バーを訪れた客の1人は「隔離生活をしたい人はすればいい。したくないならしなくていい。外に出ていつものように過ごせばいい」と語った。

しかし、これはそんな単純な話ではない。公衆衛生当局は、社会的な距離を無視して生活を送ることを選択した人は、外出制限措置を守り、外に出るのは食料品店のみとしている人に感染を広めてしまう恐れがあると繰り返し警告してきた。

ウィスコンシン州の新型コロナウイルス感染数は 1万900人以上。死亡者数は421人。エバース州知事は「もっと多くの感染者が発生し、死亡者数はより多くなるだろう。この判決は州にとって悲しい出来事。どれほど失望しているか、言葉では言い表せない」とのコメントを発表した。

経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina
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