2013.09.18 , 15:30

アジア太平洋地域での米国の主導的役割に中国が疑問を呈す

アジア太平洋地域での米国の主導的役割に中国が疑問を呈す

   米国はいまやアジア太平洋諸国の政治に決定的な影響を与えうる唯一の国ではなく、中国は米国を押しのけることができる。ノボシビルスクで開催されている国際ディベートフォーラム「バルダイ」会議のロビーで、こうした意見が表された。

   アジアとグロバリゼーション研究センターの所長を務めるフアン・ジン教授は、米国はアジア太平洋地域でかつて演じていた主導的役割を失ったとの見解を表した。フアン教授は、10年前、米国はアジア太平洋地域を100%支配しており、アジア各国はそれぞれの政策を米国と照合させていたのに対して、現状は全く異なっていると指摘し、中国は「この地域の経済秩序の中心になりつつあり、事実上、日本、韓国、米国を初めとするあらゆる国と貿易上の大型パートナーとなりつつある」と語った。

   ファン教授は、こうした二重のプレーはこの地域の状況を予測不可能なものとしていると危惧を表した。インドのシュクラ大使も中国の独占的な役割に同意し、25-30年先には中国が世界を率いる大国になっているだろうという予測は事実に近いと語った。

   バルダイ会議は2004年に国際的なディスカッションの場としてスタートした。ロシアおよび世界の知的、政治エリートらが意見を交換するユニークな機会を提供している。10回目の節目となる今年は9月16日から19日まで、「現代世界に対するロシアの多様性」をテーマに掲げて開催。

   リアノーボスチ通信

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