11:03 2020年01月29日
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中国外務省の華春瑩報道官は30日、日本の河野外相が提案した露米の中距離核戦力(INF)全廃条約に代わる新たな枠組みづくりについて、中国は反対の意向を表明した。

先に河野外相は、INF全廃条約が8月2日に執行することについて、ロシア、米国、中国、英国、フランスのすべての核保有国が参加する新たな枠組みをつくる必要があるとの考えを表した。

河野外相は29日の記者会見でINF全廃条約に関する質問に対し、「このINFについては、軍縮に大きな役割を果たしてきた非常に重要な条約と考えておりますので、日本として、米露両国がその精神をこれからも引き継いでいっていただきたいと思っておりますし、米露のみならず中国・英国・フランスといったP5が、真摯に今後の対応をしっかり議論していただきたいと思っております」と述べた。日本外務省のホームページに掲載された。

中国外務省はINF全廃条約について、これは露米間で締結された二国間条約だと指摘した。

華報道官は、多国間条約になった場合、それは一連の複雑な政治的問題、軍事的および法的問題に影響を与えるとし、河野外相の提案について、「中国側は同意できない」と述べた。

また報道官は、米国の一方的なINF全廃条約からの離脱に関連した中国側の懸念と意見の相違を表明し、河野外相に「INF全廃条約から離脱しないよう米国を説得すること」を提案した。

今年はじめ、ロシアが長期間にわたり条約に違反しているとして、米国はINF全廃条約の一方的な離脱を発表した。ロシア政府は批判を全て否定している。プーチン大統領は2月2日、米国による離脱決定に対してロシアも同様の対抗措置を取り、条約の履行を一時停止すると発表した。6月26日、INF全廃条約の履行一時停止を命じる法案はロシア上院で採択された。

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露米関係, ロシア, 米国, 中国
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