12:16 2020年10月20日
政治
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トルコのエルドアン大統領は、アルメニアがアゼルバイジャンの土地を占領し続けてきた時代を終わりにする時が来たとする声明を表した。

「アルメニアによる占領の時代を終わりにし、代金を払う時がきた。そうしなければアルメニアはこの先も好き放題にするだろう。アルメニアは占領している土地から出て行かねばならない。これがアゼルバイジャンの地であることは万人が知っている。」エルドアン大統領はイスタンブールでの演説でこう述べた。

ツィッターでもエルドアン大統領の演説の模様は中継が行われている。

エルドアン大統領はナゴルノカラバフを巡るアゼルバイジャンとアルメニアの紛争の解決を促進するために、1992年に欧州安全保障機構(OSCE)によって設立されたミンスク・グループを名指しし、何の解決も生まなかったと言って、これを非難した。

「彼らはあそこ(編集部注:カラバフ)にトルコの軍隊があるかと聞いてくる。トルコは武器を供給しているか?と。こういう質問をしてくる連中自身こそがシリア北部にグルジア製の武器を送っているのだ。」エルドアン大統領はこの発言によって、トルコはテロ組織とみなしているシリア在住のクルド人防衛隊に米国側から支援が送られていることを暗示した。

これより前、アルメニア政権はトルコがカラバフ紛争地帯の戦闘行動に直接介入し、アゼルバイジャンにシリアから外国人傭兵を送り込んでいると非難する声明を表していた。

ナゴルノ・カラバフ紛争が激化

アゼルバイジャン国防省は9月27日、アルメニア軍がナゴルノ・カラバフ共和国の境界ラインに広がる集落に発砲したと発表した。

攻撃を受けたアゼルバイジャン軍は報復としてナゴルノ・カラバフ共和国に空爆とミサイル攻撃を行い、武器庫などの軍事施設を破壊。これにより双方に民間人を含む犠牲者が出た。

現在、ナゴルノ・カラバフでは戒厳令が敷かれている。アルメニアも戒厳令と総動員令を発令した。

ロシアやフランスを含む一連の国が状況を懸念しており、当事者に自制を求めた。

ロシア大統領は、ナゴルノ・カラバフ情勢の悪化に深刻な懸念を示した。

ロシアのペスコフ大統領報道官は記者団に「昨日(編集注:9月27日)は残念ながらナゴルノ・カラバフの停戦ライン上での状況が極めて悪化したため陰気な日だった。この状況はもちろん、ロシアやその他の多くの国にとって極めて深刻な懸念の原因となっている」と述べた。

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