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ロシアとフランスの研究者たちが共同で、ナポレオンによる1812年のロシア戦役の行軍の際に犠牲となった仏人兵士の顔を再現した。研究誌『国際考古学ジャーナル(International Journal of Osteoarchaeology)』が報じた。
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ナポレオンの行軍は一応は成功し、仏軍はモスクワを占拠したが、ロシア軍は降伏前に都市に火を放った。
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REUTERS / Costas Baltas
フランス軍の行軍は遅々として進まず、やがてロシアの厳しい冬が始まったことから兵士たちは一斉に逃げ出したが、飢えと寒さで死滅した。
2006年にロシアのカリーニングラードで12の墓地が発見され、600人のフランス人兵士の遺骨が見つかった。ナポレオン軍の行軍当時、このロシアの都市はケーニヒスベルクと呼ばれ、プロイセンの領土だった。今回、その遺骨のうち1体がとりあげられ、研究者らによって生前の姿が再現された。
このフランス人兵士は騎兵で、死亡年齢は24から27歳。 死の直前兵士はあごを割られ、歯の一部が折れていた。この兵士は手術を受けたものの、軍の病院で間もなく亡くなった。しかし、死因は負傷ではなく、チフスか 猩紅熱 だった。
頭蓋骨の復元の後、研究者たちはフランス人500人の平均画像を使い、頭蓋骨の構造と容貌の特徴との間のパターンを考究し、ナポレオンの兵士の頭を3Dモデルで構築した。
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