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ロシアと欧州共同の火星探査ミッション「エクソマーズ」の探査機TGOのデータをもとに火星表面の水の分布に関する詳細な地図が作成され、水氷が豊富にある巨大なエリアが複数見つかった。ロシア科学アカデミー宇宙評議会の会合で学者らが明らかにした。
スプートニク日本
学者らは「我々は火星にはその約3分の1が水氷からなる大きなエリアが複数あることを示した。うち2つは、火星の北半球と 南半球のほぼ対極に位置している。もう一つは、火星の本初子午線と赤道の近くにあり、我々は『巨大な水エリア』と名付けた」と語っている。
近年、古代の火星の表面には地球の北極海とほぼ同じ量の水をたたえた川、湖、海が存在したことを示唆するデータなどが数多く見つかっている。
地上望遠鏡を用いた最近の観測では、火星が過去37億年の間に、その表面全体を140メートルの深さの海で覆うのに十分であったであろう水を含む海を失ったことが示された。
この水はどこに消えたのか?探査機TGOは今後その解明に取り組む。学者らはすでに1年以上前から火星の大気中の水分含有量がどのように変化するのかを観測している。
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