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水に次いで世界でもっとも重要で必要とされる資源である砂がなくなる。専門家らは、世界はすでにこの資源の不足に直面し、これは21世紀の大きな問題の1つとなると警告する。CNBCが報じた。
CNBCに
よれば、国連の気候学者パスカル・ペドゥッツィ氏は、「私たちは砂がなくなるとは考えたこともなかったが、この問題はすでにいたるところで見受けられる」と解説した。
砂は、道路や橋、高速鉄道の建設で使用され、また、ガラスやシリコンチップなどの生産に欠かせない基本的な資材である。
たとえば、セメント1トンの生産には10トンの砂が必要とされる。毎年、建設だけで400億トンから500億トンの砂が使われている。
砂の世界的な使用頻度はこの20年で3倍に増加し、今後も老朽化への対応で使用頻度は必然的に大きく増大する。
専門家らは、砂は「安価で入手しやすく、無限に存在する資材と考えられているが、実はそうではない」と強調する。
人口増加と都市の集中化が今後もこの資材の需要増大を促進させるおそれがある。
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