22:07 2020年08月11日
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米国陸軍環境医学研究所の研究者らは手袋を使わずに手を温めることができるデバイスを開発した。このデバイスは電気を使用したブレスレッド式で、電流によって上腕を温め、手の平まで血行を良くし、そのことにより温かさを温存する。実験の際、このデバイスは腕の体温維持を可能にし、寒さの中で微細な運動能力を回復させた。『ニュー・サイエンティスト』誌が報じた。

手足の体温は胴体より約10度低く、寒さの中でこの差は大きく広がる。はじめは循環器系が内臓器官の働きを維持するために身体を温めようとする。このことから低温のもとで腕が寒さにいっそう影響され、手袋やミトンは常に問題の解決に役立つわけではなく、特に細かい運動技能の仕事を制限する必要がない場合がそうだ。

体温を上げることで手足の温度を上げることが可能となり、そのことが手足の血流を回復させることになる。このためには、たとえば電極によって身体を温めるなど、かなり多くの努力を要求される。ジョン・カステラーニ氏とその仲間たちは、電極で温められる表面面積を少なくし、前腕に装着し温めるブレスレッド型のデバイスを開発した。デバイスそのものがバッテリーにつながることから、持ち運びが可能となる。

カステラーニ氏は、デバイスが指先の温度を高め、摂氏0.5度の下で失われる微細な手の働きが、手袋や保温装置がない場合よりも50%低くなったと主張する。そうしたもとで指の力と柔軟性は90%改善した。実験参加者が実施した課題の詳細は明らかにされていない。

今後、研究者らはデバイスを改良し、より簡素化をはかる予定で、そのことから極寒で4時間、快適な手の温度が維持されるようになる。

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