16:13 2020年09月29日
政治
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ロシア反体制派のアレクセイ・ナワリヌイ氏をめぐる状況についてメルケル独首相は毒殺未遂の可能性を視野に入れている。これによりドイツはガスパイプライン「ノードストリーム2」建設に対するこれまでの姿勢を変え、制裁を発動する可能性がある。ドイツ政府のザイベルト報道官による発表をもとにロイター通信が報じた。

ザイベルト報道官によれば、メルケル首相はハイコ・マース外相がロシアに向けた叱責に賛同している。 マース外相は先に、ナワリヌイ氏の中毒状態についてロシアに説明を求めた上で、ロシアから受け取る回答如何でドイツが「ノードストリーム」プロジェクトの見直しを迫られることのないよう期待を表していた。

メルケル首相はこれまで「ノードストリーム2」は政治化されたプロジェクトではないという姿勢を堅持し、制裁発動を支持しない立場をとっていた。

ドイツ政府の発表によれば、ナワリヌイ氏は「ノビチョク」クラスの物質で毒殺未遂が図られたと報じられた。この物質は、スクリパリ氏への使用に関する調査結果で広く知られるようになった

ドイツ政府のこの声明に対して、ロシア政府は、ノビチョク級の物質は多くの西側諸国も開発に取り組んできていると指摘している。


「ノードストリーム2」

「ノードストリーム2」プロジェクトはバルト海底を経由してロシア沿岸部とドイツを結ぶガスパイプライン。プロジェクト参加者は主に欧州企業。計画では2019年内に建設完了予定だった。

本プロジェクト実施に反対しているのは一連の欧州諸国と、自国天然ガスを欧州に推し進めたい米国。

ロシア側はこれまで何度も「ノードストリーム2」はあくまでも商業的および競争に基づいたプロジェクトであり、ウクライナ経由の欧州へのロシア製ガス輸送の停止を意味するものではないと説明を繰り返してきた。

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ロシア, アンゲラ・メルケル, ドイツ
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