軍事評論家たちから高得点を得たのは、多目的全天候型重戦闘機のSu-27(スホイ27)とMiG-29(ミグ29)である。
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20世紀後半、これらの戦闘機の第四世代は、米国の戦闘機F-15とF-16に対抗するソ連製戦闘機として開発・製造された。
スホイ27とミグ29の軍事装備は素晴らしく、空対空ミサイルと空対地ミサイルを搭載していた。ミグ29は、機動性の面で米国のF-16を上回っている。スホイ27とミグ29は、ロシア空軍だけでなく、CIS諸国や、インド、中国、ベトナム、インドネシアといった国々の空軍でも採用されている。ナショナル・インタレストはSu-35(スホイ35)の第四世代を「++」と評価。スホイ35は時速2390キロメートルの速度で飛ぶことができる。同機には電波吸収材料が使われており、これのおかげでレーダーに引っかかることがない。
ナショナル・インタレストは、「見えない戦闘機」であるSu-57(スホイ57)もリストに含めた。これは、米国の戦闘機F-22とF-35の第五世代に直接対抗するものとして作られた。最高速度を時速2600キロメートルまで伸ばしたことで、スホイ57は米国のライバル機を大きく引き離した。米国軍人の評価によれば、スホイ57の機動性はF-35を上回っている。

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Sputnik / Maksim Blinov
Su-57
米国にとって危険なロシアの戦闘機のもう一機種は、戦略爆撃機Tu-160である。

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Sputnik / Alexei Fedoseyev
Tu-160
時速2220キロメートルという速さは、米国の戦略爆撃機には為しえない速度だ。また、Tu-160の飛行距離は、驚くべきことに、7300キロメートルにも達する。
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