ロシアは何があっても魅力的な投資先=米国投資家

© AP Photo / Richard Drewジム・ロジャーズ氏
ジム・ロジャーズ氏 - Sputnik 日本, 1920, 13.07.2022
米国の著名な投資家ジム・ロジャーズ氏は、各国がロシアへの制裁を発動しているにもかかわらず、ロシアは依然として投資対象として魅力的な地域であると述べている。また同氏は、欧米諸国は2023年に深刻な経済困難に直面し、数年にわたる不況に陥るだろうと予想している。

ロシアの状況

ロジャーズ氏は、対露制裁があるにもかかわらず、ロシアは外国投資家にとって魅力的な市場であり、欧米企業の撤退はロシアに利益をもたらしているとみている。また、多くの国でロシアからの金の輸入を禁止しても、魅力的な価格で買ってくれる買い手が必ずいるため、効果は期待できないという。

欧米諸国の状況

ロジャース氏は、欧米諸国の状況は悪く、米国の不況はすでに始まっている、あるいはまもなく始まるとの考えを示している。米ドルが世界の支配的な通貨であった時代は終焉を迎えつつあり、米国政府がドルを政治的に利用することでそのプロセスを加速させている。
同氏は、欧州の投資環境については、欧州の状況が悪化していることと重い債務負担を抱えている点を指摘した。欧州は多くの負債を抱えており、米国や中国、ロシアと積極的に貿易を行っているが、この貿易が減速している。また、欧州諸国では、対露制裁により天然ガスが不足している。
また、ロジャーズ氏は原油市場に関して、ロシアの原油価格に上限を設けたいという西側の意向は実現できないとみている。このような措置は歴史上、すでに導入されたことがあるが、いつも2カ月と持たず、その後制裁を回避する方法が見つかり、状況は元に戻っていく。
原油価格については、ウクライナ情勢が正常化すれば下がるかもしれないが、世界経済が悪いままであれば、原油の需要が減るため下がるだろうと予測している。
ジム・ロジャーズ氏は、世界で最も著名な金融家・投資家の一人。数年前、ロシアの肥料メーカー「フォサグロ」の株を取得し、同社の取締役に就任した。
ロシアは世界有数の肥料輸出国だが、制裁により世界のサプライチェーンが遮断され、肥料価格が2倍に高騰している。そのため、世界各地で肥料危機が起きている。
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