03:24 2020年01月28日
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エチオピア北部で考古学者らが最も謎に満ちた古代文明に数えられる「アクスム王国」に位置する古代都市を発見した。科学系メディア「サイエンス・アラート」が報じた。


アクスム帝国とは?

アクスム王国は、古代ローマ、ペルシャ、中国と同じく最も強大な国の1で、サハラ以南で初めて独自の文字を持ち、貨幣を鋳造した国家だった。4世紀、同国でキリスト教が公認された。

アクスム王国の版図は、最盛期には現在のエチオピア、エリトリア、ジブチ、ソマリアおよびアラビア半島の一部にまで広がっていた。この王国は、ローマ帝国とインド、ペルシャ、中国などを含む東の国々との交易で重要な役割を果たした。


失われた都市「ベタ・サマティ」の発見

アクスム王国の中心部で発掘を主導する考古学者らの国際チームは、非常に興味深いものを発見した。王国の古代都市と紅海沿岸の間の地下3メートルの地点で、アクスム王国以前に存在した主要な交易地で宗教の中心地であった古代集落「ベタ・サマティ」が見つかったのだ。

​アンティクティ誌によると、ベタ・サマティの遺物の年代がこのことを証明しているという。 


アクサム王国以前の謎に満ちた文明

ベタ・サマティの出土品は放射性炭素年代測定の結果、紀元前771~645年までのものであることが明らかになった。このことは、発見された集落が、アクスム王国の全ての時代の間だけではなく、王国の建国以前にも存在していたことを意味している。

この発見により研究者らは、アクサム王国が古代遊牧民族の集落が崩壊した場所に誕生したのではなく、サハラ以南のアフリカで最も初期の国家を形成した謎に満ちた文明の直接の後継者であると結論付けた。

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アフリカ, 考古学, 歴史
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