中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。
専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルス2019- nCoVが疾患の原因と判断した。
各国は、 中国との国境を閉鎖したり、 中国発着の国際線を減便や一時停止するなど、 感染拡大防止のために様々な方策をとっているが、 そうした努力にも関わらず感染者数は日々増加している。 中国に続き、韓国、イタリアで、特に多く感染が広がっている。
英国に無関心ではいられない人々の目を惹いているのは、それに劣らず込み入った話題、英国王室ファミリーの「亀裂」の危機だ。これは世界有数の歴史と伝統を誇る政治制度に関わる話であり、見方を変えれば、いつもいつも全員が同じ意見で平和に暮らせるというわけではないという、ごく普通の家族の問題なのだが。
ヘンリー王子とメーガン妃(サセックス公爵、サセックス公爵夫人)は1月8日夜、英国王室の高位王族の地位を退き、地位に関する特典を経済的なものも含めて辞退するつもりであることを明らかにした。ふたりが発表した、英国と北米(カナダ)に半年ずつ居住し、経済的な自立を目指すという話は前例のない事態だ。